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《一切衆生悉有仏性》 ペットたちの供養・葬儀


維摩経いうお経の中に「心浄ケレバ土モ亦浄シ」という言葉があります。そこに住む人の心が美しければ、自然にその国土もきよらかになってゆくという意味でしょう。

「一切衆生悉有仏性」という考え方、それは全ての生きとし生けるものは、その身そのまま真理を表していて、悟りを開く素質を持っている・・・という意味です。大自然は私たち人間を、何の差別もなく生かしていますし、人間だけではなく、全ての動物たちもまた、自然のうちに真理の姿を現しているこの世で生きているのです。

昨今、環境破壊とか動物の虐待とかが取り沙汰されるようになりました。私たちの住むこの地球は、約45億年前に誕生しました。まっ赤に焼けた火の玉だった地球は、やがて10億年という永い年月をかけて最初の生命を海の中に誕生させました。そして、最初の生命は、かたちを変え、生きる場所を変えて、さまざまな動植物を育んできました。以来、地球上の全ての生き物は、長い年月の間、自然の摂理を守りながら共に生き、お互いが生かされてきたのです。
しかし、それがここ100年足らずの人間の身勝手な行動によって、水や空気が汚染され、紫外線から生命を守るオゾン層までもが破壊されてきているのです。その結果、生態系が変わり、多くの動植物が絶滅の危機に瀕し、重大な危機をもたらしているのです。

こうした出来事は、私たち人間が大自然という恵みをいただいて、他の多くの生き物と共に同じ「命」を生かされているということを忘れているからなのです。

特に、動物に対する虐待は、近年悲惨さを増し、命の尊さを軽視する傾向にあると思います。私たちは全ての自然界のものに活かされ、共に生活をしているということを決して忘れてはならないのです。

私たちが死んだら、仏さまの世界に行くためにお葬式をします。
せめて、私たちと共に暮らしてきた、可愛いペットたちにも、感謝の心を以てお葬式が出来ればと思っています。

住職敬白